鳥取県三朝は、
高濃度のラドン含有量を誇る温泉
河鹿が鳴くと聞いて、行ってみた。
源頼朝の家来が主家再興の祈願を三徳山へお参りに行った。その途中大きな根株に居た年取った白い狼を、撃つのをやめて助けた。
その夜、妙見菩薩が枕元に立ち、使いの狼を助けた礼にと、「かの根株の下からは湯が湧き出ている」と教えてくれたそうだ。
それからずっと、三朝の湯は、こんこんと湧いて八百何十年にもなってるとの事。
落ち着いた良い所です。
これが株湯。
ここ二、公衆浴場と、足湯もあります。
見てください、このお湯 (*^_^*)
この口に繋げるホースも用意してあって、誰でもただでもらえます。
私達もポリタンク二つに、いっぱい貰ってかえりお風呂にいれました。
他に、三朝神社の「神の湯」・薬師堂の「薬師の湯」も飲めます。
夕方、河原に腰かけて、河鹿の声を聞きました。
夕飯後に散歩をすると、蛍も見ました。
遊歩道の明かりが、川面に写っています。
4月に来たときには、行けなかった
三徳山三佛寺に行く。
真ん中の、崖のあたりに見えますか?、
慶雲三年(706)、役行者が法力をもって岩窟に投げ入れたといわれる投入堂です。
「三徳山(みとくさん)は、修行の場であり、気の根や岩やクサリをよじ登る等、場所によっては険しい箇所がございます」 パンフレットに書いてありました。
正面階段を登り、いざ本堂へ
これは本堂!!
本堂裏の登山事務所で、入山手続きをしてから入る。
ふたり以上で行く事になっているので、東京から来た一人旅のお兄さんと三人で登る。
今風のすらりとしたなかなかの好青年 (*^^)v
お兄さんはスニーカーを履いてたが、それでは駄目と言われ、草鞋を履いていた。
借り賃500円 (*^_^*)
写真を次に載せます。
ポイントを撮れてないので、なんとも・・・・。
言い訳ですが、写真を撮る余裕のないところが・・・・。
最初の3枚ぐらいは、本堂の境内の写真です。
道順を書いておきます。
宿入橋~野際稲荷~かずら坂~くさり坂~文殊堂~地蔵堂~鐘楼堂~馬ノ背~牛ノ背~納経堂~
観音堂~元結掛堂~不動堂~投入堂
いざ投入堂へ。
三徳山三佛寺の奥の院であり、日本でも代表的な懸造り建築。
本尊は金剛蔵王大権現。
堂全面は断崖で近づく道すらない垂直な崖に、浮かぶとも建つとも表現し難い優美な姿をかもしている。
近年の科学的調査により、平安後期の作であるとされ、現存する神社建築では日本最古級ともいわれる。
なぜ此処に建てたのか、どうやって建てたのか??
「謎は謎だから、面白い」と、好青年は言っていた。
確かに!!!
下の二枚は、少し遊んで撮りました。
右下の黒い柵から、年に何人かはお堂に入るそうです。
どうやって入るのでしょうか?
休み休みで、往復二時間ぐらいです。
見る価値はありますが・・・・・。
降りてきて、五月だけでも二人が滑落!
一人は、死んでもおかしくなかったと。
確かに修行の場でした。