7月31日(火)  晴 猛暑

   貴船 川床料理

 

 

今日は、猛暑の京都を抜けだして、

 

貴船へ川床料理を食べに来た。

 

叡山電鉄出町柳より、貴船口へ

 

駅に降り立つと、もうそこは涼しい風が吹いていた。

 

駅から、川床料理の店から車が迎えに来てくれる。

 

1時30分のよやくだったので、じかんもあり、

 

貴船神社、結社、奥宮に吟行する。

 

貴船神社は、店から近くにあった。

 

奥宮へは、とても綺麗な川沿いを行った。

 

貴船川だそうだ。途中の朱塗りの橋には、「思ひ川」と書いてあった。

 

こちらは、お店近くの上り口。

 

どうも裏口みたいです。

 

これが貴船神社の本宮です。

 

昔貴船は、「貴布禰」「木生根」「氣生根」など、色々な名称表記があったそうだ。

 

明治四年、神社制度の改革で、「貴船」に統一される。

 

貴船は、水源の神の鎮まる処だそうだ。

この下に、水占の紙をつけるところがある。

 

みんなくじを買い、おもむろにつけていた。

 

これはご神木の桂の樹。

 

根っこ近くから出た枝が、幹と同じように真直ぐ上に伸びている。

 

下から撮すと、こんな感じです。

 

新しく改修された、貴船神社中宮 結社」と、自然石「天乃磐船」(あまのいわふね)

 

「きふね なかみや 恋の宮 おとこ  おんなを結ぶ神 遠く都のはじめより 結(ゆい)のやしろとたたえけり」と歌われた。

 

哀しい磐長姫命(いわながひめのみこと)の、話があります。

磐長姫命は古くから縁結びの神として知られている。

 

平安時代、和泉式部も参詣して、恋を実らせたそうです。

奥宮本殿は、昨年末より改修されて、新しくなっていた。

 

この神社の下には、「龍穴」が、あり、その上で工事をしてはいけないので、となりの「権地(ごんち)」で修復し、神社をまたもとの場所に引っ張っていくそうだ。

これを「附曳人事(ふびきしんじ)」と言う。

この間、誰もしゃべってはいけないので、全員榊の葉をくわえる。

 

百五十年ぶりの神事を、喋らずねやっていく。全員の思いがひとつになったのだろう。

京都って本当にすごい

今からは、お楽しみの川床料理です。

ゆっくりと見てください。

鯛の刺身に、蛸の卵

イワナ(アマゴだったかな)や野菜の天ぷら

鮎の塩焼きなど、どれも美味しかったです。

景色もごちそうです。

今回も、大変美味しい吟行でした (*^_^*)

 

句会も、ちゃんとしました。