2016年 冬号

 

 

馴染みなき駅名つづくうろこ雲

 

  風里

 

 

旅行だと言う事がわかりますね。

きっと良い旅ですね。

 

 

 

追伸のように曼珠沙華ひとむら

 

  のばら

 

 

 

 

 曼珠沙華は本当に群れて咲きますよね。

  

 秋になると、そこだけが別世界ですね。

 

 

猫じゃらし抜いて一本分痛む

 

  麻裕

 

 

 

 この発想が良いですね。

 

 今回麻裕さんは、猫じゃらしシリーズでした。

 

 

 

 

 

ダリの黄の靴下欲しや蛇穴に

 

  ひろ

 

 

 

 

 ダリの黄色ってどんな黄色なんだろう。

 

 黄色と言っても色々ですよね。

 

 どんな黄色を思い浮かべますか

 

 

 

切れ切れの母の記憶や柿熟るる

 

  季湖

 

 

 

 

 

  お母様の切れ切れはまだ許せる。

 

  私の切れ切れも許せるか?

 

 

 

沼あをく月の光を集めけり

 

  えつこ

 

 

 

 

  幻想的な句です。

 

  蝶々が幻想的に飛んでいるような絵を

 

  描きたかったのですが。

 

 

秋の日を真っ直ぐ切って真っ直ぐ縫う

 

  恵美子

 

 

 

 

  真っ直ぐ切って、真っ直ぐ縫うの大好き。

 

  でもそれがなかなか出来ない。

 

逆回りの時計あります雁来紅

 

  みのり

 

 

 

 

  時計が逆回りしたら、何処で止めますか。

 

  案外私は今が好きかも。

 

 

イモムシに忠告される夢の中

 

  あきこ

 

 

 

  みのりさん、あきこさんと

 

  不思議の国のアリスっぽい。

 

  どんな忠告されるのかな。

 

 

豊年や売約済みの札つけて

 

  響子

 

 

 

 

 

  響子さんの絵を、パックってしまいました。

 

  あまりにも素敵なので。

 

  つじ農園のキャラクターです。

 

 

 

バッタバッタわがもの顔でいいんです

 

  水音

 

 

 

 

 

  そう自分を大事にしないと

 

  他人を大事に出来ません。