6月27日(日)   曇

船団・あやめ池 橋本多佳子旧居吟行&句会ライブ  に参加

今回は、船団の吟行に参加して、橋本多佳子の旧居を見て吟行する。

個人では入れない多佳子の旧居にお邪魔して、ゆっくり吟行。の つもりだったが

参加者80人では無理でした。

でも、七曜主催の美代子さんの心使いで、花がきれいに活けてあり、

多佳子の生活を少し見れたような気がする。

 

近鉄菖蒲池の駅から、蛙股池を右手に見て行くと

大きな赤松が見えてくる所が、橋本多佳子の旧居。

本当に大きな赤松でした。

これが、道から見た橋本多佳子の家

今は誰も住まれていません。

時々、美代子さんが風を入れてられるそうです。

玄関横の大きな蹲踞。涼やかに花が活けてありました。

 

人間は嫌いですか百合横向いて  波戸辺のばら

掛けてある短冊は

乳母車夏の怒涛によこむきに   多佳子

   ここにも、涼やかな花

 

姿見は廊下の隅や蚊遣焚く    たかはし すなお

 

句会ライブで、のばらとすなおが、コメンテーター賞をもらう事が出来ました。

頑張っている、ご褒美ですね。

 

これが庭にせまる崖。

この崖を眺めながら、多佳子は何を思い俳句を詠んだのでしょう。

 

濡れ縁の昔多佳子といた蛍  つじあきこ

 

きっときれいで、はかない蛍だったのでしょう。

多佳子の家でゆっくりすることは出来ませんでしたが、貴重な体験ができました。

ありがとうございました。

 

母のにげ場はここです青葉木菟  辻水音

 

多佳子旧居を後にして、

句会場の奈良商工会議所に行きました。

 

今日は汗が体にまとわりつくような、暑い一日でした。ご苦労様でした。