2015年  夏号




どちらからともなく折れて梅一分


   恵美子






喧嘩の後の一幕。


こんな風に終わる喧嘩がいいよね。





さくらさくら恋に恋して

 ほら吹いて


   みのり






みのりワールド満開


いいな、こんな俳句が詠めるなんて。






囀りの音色でわかる空の色


   果歩






囀るような鳥の絵ではない、と突っ込まないでください。


m(__)m






豆の花一番好きな人はだれ


   あきこ







恋人に聞く?


夫に聞く?(絶対ないね)


子どもに聞く?


孫に聞く?(聞きたいけど、我慢するほうが良い)






まんさくやお重を持てば

 ずつしりと


   響子







実はまんさくがよく分からなくって。


多分あれかな、もしそれなら絵は駄目だな。






けつまづくものと野仏

 水温む


   水音





けつまずいて転けましたか?


何にけつまずいたのかな?


興味津々




はくれんの蕾

ふくふく明日咲くか


   まみこ





瓔の新しい仲間です。


俳句の花がすぐ大きく開く予感。






順番に老いて桜に

 呼ばれけり


   風里








桜に呼ばれたら、ホイホイついて行きそう。


椿じゃ、ちょっと嫌。


やっぱりがいいな。







つらつら椿父は短気で

 筆まめで


   のばら






短気だけど筆まめなお父さんと、


椿の取り合わせが良いですね。


ちなみに我が父は椿が好きでした。










平凡な日のおしまいの

 春満月


   ひろ









平凡な日には何が似合うのだろう。


春満月をもってきたことで、


平凡だけど、何やら浮き立つ思いがでてる。




涙ひとすじ春眠の目尻より


  季湖









どんな夢を見たのでしょうか?


こんな事ってありますよね。


それをふとつぶやいて、


俳句に出来るのが良いな。






早朝を横切つてゆく

 目白かな


   えつこ









早朝を横切るなんて、


なかなか言葉に出来ないよね。


さすが えつこさん。





これ睡蓮


ひとりぼっちの


れんげではない。





どう描いても、


可愛いさくらんぼ!


君はとくダネ!